一般社団法人 茗渓会

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東京茗渓会 地域総会等報告
2020年2月12日掲載

第47回茗渓・筑波大学産業人会報告

「今を生きるための『デス・エデュケーション』」小川かをり氏(早稲田大学 教育学部生涯教育科 非常勤講師)
小川かをりさん

日時 2020年1月15日(水) 19:00~21:30
場所/茗渓会館4階 新泉の間
参加/38名
話題提供者:小川かをり氏(早稲田大学 教育学部生涯教育科 非常勤講師)
1982年 体育専門学群 卒業
1985年 大学院教育研究科 修了

題目「今を生きるための『デス・エデュケーション』」
今回は、早稲田大学教育学部生涯教育科の非常任講師として、約20年間に渡って人気講師としてご活躍中の小川かをりさん(1982年に体育専門学群を卒業、1985年に大学院教育研究科を修了)に「今を生きるための『デス・エデュケーション』」と題して話題提供をいただきました。

「デス・エデュケーション」とは、死の準備についての教育のこと。当日の小川さんのお話は、まず最近ニュースで取り上げられ話題になった「小藪千豊(吉本興業)の『人生会議ポスター』炎上事件」を取り上げ、「死」に対する思いがいかに人によって異なるかについて考えるところから入りました。そして、終末医療の技術の発展と延命治療について、具体的な事例で情報をご提供いただきながら、参加者に対して「あなたは、どの段階を『死』と考えるか?」「細胞死を起こした時点なのか、自発呼吸がなくなった時点なのか、・・・・・脳死判定を受けた時点なのか?」と具体的に投げ掛け、参加者それぞれの考えについて意見交換しながら話を展開していきました。
また、「今なぜ『死の準備教育』が必要とされているのか」「安楽死をどうとらえるか」「なぜ人を殺してはいけないのか」といった話題を、参加者の考えを問うたり、参加者同士で意見交換をしてもらったりと、聞き手を惹きつけるお話の展開で、あっという間に時間が経ってしまいました。
短い時間ではありましたが、数多くの情報を小川さんの明るい語り口で次から次へとご提供いただくことができ、「『デス・エデュケーション』のご紹介」にとどまることなく、参加者に対するまさに「デス・エデュケーション」の機会となったものと思います。

実は、私(本報告文の執筆者)自身、父を亡くしたばかりであり、死に至るまでの父の様子や担当医師・施設の担当者とのやり取りした記憶とを重ねながら、深く思いいってしまいました。

また、今回は、懇親会の場で共同通信社の船原勝英さん(筑波大学陸上競技部OB・OG会幹事長)から1月2・3日で行われた箱根駅伝の筑波大学駅伝部の健闘の様子をご報告いただきました。参加の皆さんにとって大変関心の高い話題で、併せて、今回の参加者は38名(過去の最多タイ記録)と多く、時間ギリギリいっぱいまで懇親会はとても盛り上がりました。

船原さんからの駅伝報告(懇親会)