一般社団法人 茗渓会

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東京茗渓会 地域総会等報告
2019年12月23日掲載

第45回茗渓・筑波大学産業人会報告

「番組制作と総合エンターテインメントビジネス経営の話 ~バンカーから転身した激動の3年間を振り返る~」畑地 茂氏(株式会社KeyHolder 代表取締役社長)
畑地 茂さん

日時 2019年10月16日(水) 19:00~21:30
場所/茗渓会館4階 新泉の間
参加/27名
話題提供者:畑地 茂氏(株式会社KeyHolder 代表取締役社長)
第2学群・日本語日本文化学類 1993年卒業

題目「番組制作と総合エンターテインメントビジネス経営の話 ~バンカーから転身した激動の3年間を振り返る~」

今回は、「株式会社KeyHolder 代表取締役社長」畑地 茂(はたじ・しげる)さんに「番組制作と総合エンターテインメントビジネス経営の話 ~バンカーから転身した激動の3年間を振り返る~」と題して話題提供をいただきました。

畑地さんは、1993年に第2学群・日本語日本文化学類を卒業して株式会社富士銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)に入社されましたが、まずは、学生時代のユニークなサークル活動のお話から始まり、学生結婚されていた畑地さんを採用した富士銀行の入社当時のエピソード等、若き日の波乱に満ちた経験談をご紹介いただきました。そして、その後の銀行内の数々の本部・支店でのご活躍、みずほ銀行への統合後の変遷やメガバンクならではご苦労など、話題提供の場だからこその情報は、「倍返しだ!」で有名なちょっと前の某ドラマの世界をほうふつとさせる内容で、大変刺激的でした。

また、みずほ銀行の新橋第二部 副部長 兼 公務担当部長という重責を担われていた2016年11月にバンカーとしてのキャリアから離れることを決断して、映像制作会社の執行役員としてTV番組制作ビジネスへと転身し、すぐにその社長に就任。そして、2019年6月からの、現職であるホールディング会社の代表取締役社長への就任へとつながるこの3年間のジェットコースターのような迫力満点のお話をうかがいました。

さらに、現在、社長として統率する「株式会社KeyHolder」が描く総合エンターテインメントビジネスの全体構想をご紹介いただきましたが、これが本当に興味深く、「コンテンツ開発から総合的なマネタイズまでのシステムを構築」を標榜して急ピッチで展開されている各グループ企業のM&Aのお話など、まさに、腕利きバンカーだった畑地さんの真骨頂発揮! タレントやエンタメ業界の裏話など、報告書の文章としては絶対に書くことができない様々なお話もうかがうことができ、参加者一同、またとない貴重な機会を得ることができました。