一般社団法人 茗渓会

筑波大学同窓会
筑波大学/東京高等師範学校/東京文理科大学/東京農業教育専門学校
/東京体育専門学校/東京教育大学/図書館情報大学/図書館短期大学
2013年8月8日掲載

学生活動支援事業紹介「筑波学生文芸賞」

最終選考会の様子

筑波学生文芸賞は、つくばに住む学生を対象とした文芸賞です。学生から作品を募集し、学生が選考を行なっています。筑波大学の一般学生団体が運営団体ではありますが、筑波大生のみを対象としているのではなく、つくばにある他の大学(筑波技術大学、筑波学院大学など)やつくば市外の大学に通うつくば在住の学生も応募対象としています。現在、直木賞や芥川賞、本屋大賞など数多くの文芸賞が存在していますが、このような「学生対象」「地域限定」といった特徴を持つ文芸賞は少ないのではないでしょうか。

今年で筑波学生文芸賞は第六回を迎えます。筑波学生文芸賞及びそれを運営する筑波学生文芸賞運営委員会の目的として「つくばに住む学生の創作活動の活性化」が挙げられます。大学生というのは、サークルやアルバイトなど勉学以外にもあらゆる活動をすることが出来る貴重な時期です。その中で創作活動に勤しむ学生も少なくないでしょう。小説を書くというのはやる気さえあれば誰にでも出来る事ですが、自分が書いた作品を多くの人に読んでもらうというのはなかなか困難です。私自身がそうでしたが、目標がないと物語を完結させるのも大変です。そこで、筑波学生文芸賞を小説を書く目標やきっかけ、多くの人に学生が書いた作品を読んでもらう場としてぜひとも学生の皆さんに活用して貰いたいと思っています。

私は高校時代文芸部に所属し小説を書いていました。大学でも書き続けようと思い、文芸系のサークルを探していたときに、筑波学生文芸賞運営委員会の存在を知りました。サークル紹介文を読み、1度のミーティング見学を経て「書き手」ではなく「選び手」となることにしました。文芸賞に応募するのももちろんとても魅力的だったのですが、小説を選考し、賞を与えるという経験は他の団体ではなかなかできないのではないかと思ったからです。筑波学生文芸賞運営委員会に入って今年で3年目になりますが、「筑波学生文芸賞」を今後もっと活性化させ継続させていきたいと切に思います。毎年筑波学生文芸賞には数多くの作品が送られてきます。同じ大学生が書く物語や文章、言葉の使い方にいつも驚かされると共に、感性の豊かさを感じます。賞をとる作品はレベルも高く、筑波学生文芸賞で賞をとったことをきっかけに、他の文芸賞に応募するつもりだという声も聞きました。大変喜ばしいことです。筑波学生文芸賞運営委員会では作品の選考だけではなく、冊子の編集も自分たちでしています。より見やすく、読み応えのある冊子にするにはどうすればいいかなどを考え少しずつ形を作っていくこともまたこの団体のスタッフとしての楽しみです。小説の作者さんの創作活動はもちろんですが、スタッフもまた冊子を作るという活動を通して創作しているのだと思います。

筑波学生文芸賞は2008年に企画され2009年から募集を開始しました。現在はT-ACT企画及び筑波大学の一般学生団体として活動しています。毎年雙峰祭(学園祭)で冊子を配布しそれを筑波学生文芸賞の受賞発表の場としています。より多くの人に受賞作を読んでもらいたい、筑波学生文芸賞を知ってもらいたいという考えから、第一回から冊子は無料で配布しています。学園祭という場なので、学生のみならず一般の方も冊子を手にとってくださいます。中には、「去年冊子を貰って、面白かったから今年も貰っていきます」「学生がこんな作品を書けるなんてすごいね」などという嬉しい声もありました。筑波学生文芸賞が地域の方と学生を繋ぐお手伝いが出来ているのだと実感しました。今までこの活動を継続することが出来たのも、茗渓会によるご支援のお陰です。大変感謝しております。

第六回筑波学生文芸賞は今年11月2,3,4日に行われる雙峰祭にて冊子を配布します。今年も力作揃いですのでぜひ足をお運びください。また、筑波学生文芸賞運営委員会は常時スタッフを募集しています。小説を読むことや選考すること、冊子を編集することなどに興味がある方はぜひ一度筑波学生文芸賞で検索してみてください。以上で拙い文章ではありますが活動の紹介とさせていただきます。