一般社団法人 茗渓会

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東京茗渓会 ニュース
2018年7月4日掲載

第32回茗渓・筑波大学産業人会報告

斎藤隆司さん

日時/2018年6月20日(水) 19:00~21:30
場所/茗渓会館4階 新泉の間
懇親会/茗渓会館1階 カフェ&レストラン
参加/30名
話題提供者 斎藤隆司さん
有限会社デジタルウインド 代表取締役
1982年 第二学群 農林学類 卒業

題目「『筑波みらいの会』の活動と『最新ディスプレイ』の最前線」

今回は、「筑波みらいの会(2013年に発足した筑波大学出身の民間企業の経営者を中心とした団体)」で、理事として発足当時から中心的な立場で活動されている斎藤さんに話題提供いただきました。

まずは、「筑波みらいの会」の発足の背景や目的をお話しいただいた後、その代表的な活動の「TCC(筑波クリエイティブキャンプ)」についてご紹介いただきました。
「TCC」は、筑波大の現役学生の「起業家育成プログラム」として、やはり「筑波みらいの会」の理事で、LINE株式会社の代表取締役社長を務めておられた森川亮氏(現 C Channel 株式会社 代表取締役社長)を中心に、「みらいの会」の全面サポートによってスタートしました。受講生にたいへん好評で、また、実際の起業にもつなげていくことができ、大学から高い支持を受けて、現在では大学の授業として引き継がれているとのことです。
また、「TCCジュニア」と銘打って「TCC」の考え方を茨城県の高校生を対象に展開する活動を、2015年から斎藤さんご自身が中心となって行なわれていることが紹介されました。「産業人会」の当日は、2017年の「TCCジュニア」の発表会の模様をDVDでご紹介いただきました。
高校生に対する「起業家育成教育」の最前線の内容を垣間見ることができ、参加者にとってとても新鮮な機会となりました。

最後に、「筑波みらいの会」の活動ではなく、斎藤さんの本業である「プランナー」として関わっておられる「曲げの最新ディスプレイなど」の活用実態の最前線について、数多くの実例をご紹介いただき、楽しく話題提供の時間を過ごさせていただきました。

また、今回は、茗溪会の事務局長の高野力さん、理事で産業人の大先輩である河本武さん(株式会社ユーハイム 代表取締役会長)にもご参加いただき、高野さんから今夏新たに発足する「茗溪・筑波産業人倶楽部」の内容と発会式(7月22日)のご案内をいただきました。また、河本さんからは、民間企業で活躍する筑波大学卒業生への期待と、今後のより良いネットワークづくりに向けた「茗溪・筑波産業人倶楽部」の意義について、貴重なお話をいただくことができました。

参加者も30人と多く、懇親会での交流も活発に行われ、本「産業人会」も今後大いに発展していくことの気運が盛り上がる会となったと思われます。