一般社団法人 茗渓会

筑波大学同窓会
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本部 お知らせ
2017年9月30日掲載

「占春園復活プロジェクト」ご案内

(寄付金募集趣意書)

拝啓会員の皆様のおかれましては、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃からの茗渓会へのご協力には心より感謝申し上げます。

さて、茗渓会に集いし同窓の皆様にとりまして、筑波大学東京キャンパス内にございます「占春園」はあの「落英池」を囲む巨木の木漏れ陽の下、それぞれに将来への熱い夢を語り合い勉学に勤しみながら清々しい青春を謳歌されたことと存じます。

「今でも彼の地に立てば、きっとあの日の熱い記憶が胸に溢れ・・・・・・」

しかし、今、嘉納治五郎先生が見守るあの「占春園」の荒廃が進み、現在は「立入禁止」となってございます。

「占春園」は筑波大学の所有でございますが、現在、その管理は筑波大学附属小学校及び文京区の管轄となってございます。そして、附属小学校の「自然観察」の場であるところから、自治体との間で管理上の行き違いが生じ、整備が停滞している状況にあるようでございます。
そして、荒廃が進みますと、復旧にはより多額の費用がかかることから、益々状況が悪化するという悪循環に陥っているのかもしれません。

その点につきましては、会員様からも、同窓会で東京に来られ、懐かしさで「占春園」にお立寄りになられた折に、余りの荒廃ぶりにがっかりされ、茗渓会でどうにかできないかというお話がございました。

また昨年、東京オリンピックの2020年開催決定後に、IOCバッハ会長が筑波大学東京キャンパスにご来訪され、嘉納治五郎先生像のある占春園をご覧になりたいというご要望があったそうでございます。しかしながら、残念なことにとてもご案内することは出来なかったとお聴きしております。

以上を踏まえ、もし多くの会員様のご支援を頂戴できるようでございましたら、茗渓会主導で占春園の復活を提案して参りたく存じます。つきましては、「占春園の復活費用限定」で皆様からのご寄付のご協力をお願い申し上げます。

敬具

「占春園復活プロジェクト」

1.「占春園復活プロジェクト」募金の実施

【募金目標額】8,000,000円

【使用目的】「占春園」園内改良工事のみに限定使用。

【寄付者御礼】
①20,000円以上のご寄付を頂いた方は、園内に設置予定の記念碑にご芳名を刻み永遠に遺させていただきます。
②5,000円以上20,000円未満のご寄付を頂いた方には、感謝状と記念写真をお送りする方向で検討をさせていただいております。

【応募方法】
実際には、季刊誌に同封予定の応募用紙に必要事項をご記入のうえご返送を頂き、「郵便払込票」にてお振込みを頂きますが、今回は皆様のご支援が頂けるものなのかにつきましてのアンケートを実施させて頂きます。
プロジェクトの成否は皆様のご応募如何に掛かっておりますので、奮ってのご参加をお待ち申し上げております

2.「占春園復活プロジェクト」に関してのイベント企画

①【落英池かいぼり】企画

「池の水全部抜く」テレビ東京の人気番組への参加応募。
取り上げられた場合には、附属小学校の自然観察を兼ねまた、筑波大学学生ボランティアを募ることで、茗渓会の知名度向上に寄与できるものと存じます。

②【IOCバッハ会長ご招待】企画

昨年筑波大学の東京キャンパスにお立寄り頂き、ご要望の占春園及び嘉納治五郎先生像をご覧頂けずお帰りになられたIOCバッハ会長へ、茗渓会理事長名でのご招待状をお送りさせて頂こうと存じます。

③【復活記念同窓会】企画

占春園整備終了後に綺麗になった庭園内観覧を兼ねて記念同窓会を企画、ご準備をお手伝いさせて頂きます。

以上