一般社団法人 茗渓会

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東京茗渓会 ニュース
2017年5月1日掲載

第21回茗渓・筑波大学産業人会報告

日時/2017年4月19日(水) 19:00~21:30
場所/茗渓会館4階 新泉の間
懇親会/茗渓会館1階 カフェ&レストラン
参加/28名
話題提供者/後藤康彰さん
日本健康開発財団 温泉医科学研究所 主席研究員
1992年 第二学群人間学類卒

題目「温泉・入浴をめぐるトピック」

後藤さんが主席研究員を務める日本健康財団・温泉医科学研究所は、「温泉・入浴を通じて世界の人々を長生きに」をテーマに、「温泉入浴の科学的根拠づくり」「温泉入浴文化の世界への普及」「日本の温泉への外国人誘客」といった役割に掲げて、各種の研究活動や「温泉利用指導者」「温泉入浴指導員」といった人材育成、健康増進施設の認定調査等の業務を行っています。

後藤さんは「生理心理情報解析」や「加齢学」を専門とし、特に、加齢制御の生活行動として「日本の入浴」に着目して、入浴が心身な与える影響や機序を中心に研究されており、この4月に「女子力UPのための入浴法(虹有社)」という著書を出したばかりです。
お風呂の作用には「温熱作用」「静水圧作用」「浮力の作用」「水の粘性・抵抗性」があり、「ふさわしい入浴法」によって、「血管美人」「美脚美人」「姿勢美人」「免疫美人」といった数々の「女子力」がUPすることをご教示いただきました。

また、後藤さんのお話に併せて、温泉医科学研究所の発行する「健康づくりハンドブック『入浴指導:介助編』」や、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が出している「東京銭湯・お遍路巡礼スタンプシート」といった資料も参加者にご提供いただき、「入浴」についての知識や興味が大いに引き出された機会となりました。

一般財団法人 日本健康開発財団
http://www.jph-ri.or.jp/