日時 2016年6月15日(水) 19:00～21:30
場所 茗渓会館4階 筑波・新泉の間
懇親会 茗渓会館1階 カフェ＆レストラン
話題提供者 中野裕子さん
フリーライター（新聞・雑誌記者）
第2学群日本語・日本文化学類1991年卒

題目「新聞・雑誌の取材活動を通して見える世界」

中野さんは、日刊ゲンダイを始めとした新聞記事の、特に芸能人インタビューを中心としたフリーライターとしてご活躍です。この日も元五輪体操メダリスト・森末慎二さんのインタビューを終えての産業人会ご出席でした。

取材対象をどうやって選ぶのか、インタビュー記事に芸能事務所やご本人は口出しをするのか、インタビューはしたが書けなかった記事・書かなかった記事はあるのか…。実名を織りまぜながらの中野さんのお話に、出席者からたくさんの質問が出て盛り上がりました。

長年のライター生活の中で中野さんが身につけられた“聞き方・書き方のコツ”は、私たちの日々のコミュニケーションの中にも十分に応用できるものだとも感じました。例えば…

聞くときは「遠慮しない・恥ずかしがらない・知ったかぶりをしない」ことがいかに大切か、ということ。そして書くときは「形容詞・指示語・自分がよく理解していない言葉は使わない」という心がけが重要だ、ということ、などです。
これら当たり前のことがらが、中野さんの成功体験・失敗体験の中でありありとイメージできた会でした。

産業人会は毎月第3水曜日の19時に、茗渓会館にて開催しています。次回は2016年7月20日（水）となります。